

投稿者: yuta suzuki
【WEBでモデル手配】モデルのお仕事“マッチング”の仕組みとは?料金は?
(この記事は約4分位で読めます。)
最近、様々な所で聞くフレーズ「マッチング」
モデルの世界でも他のビジネス同様、このマッチングというキーワードを聞くようになりました。
今回はモデル手配という切り口から見る、「マッチング」――
少し掘り下げてみたいと思います!
1.モデル業界におけるマッチング(=ビジネスマッチング)とは?
まず、昨今良く耳にする“マッチング”というキーワード。
ビジネスマッチングとは、企業・団体・個人事業主が、自らの製品やサービスの販路を拡大や新しい取引先開拓をすることを目的とする供給者に、製品やサービスを求める企業や取り扱いをしたい代理店、その商品やサービスを導入したい需要者との商談の場を提供すること。
個人が供給者とする場合クラウドソーシングと定義されることもある。
ビジネスマッチングをサービスとして提供する事業体として、展示会主催者、銀行、自治体、ビジネスマッチング事業者、ビジネスマッチングサイトといったものがサービスとして提供している。 (wikipediaより)
との事で、大きくはオンラインであろうが、リアルであろうが、提供される商談の場を“ビジネスマッチング”と言います。
特にモデル業界で言うマッチングは、オンライン上で即座に仕事をしたい“モデル”と仕事を依頼したい“オーナー”や“フォトグラファー”が出会う、文字通りマッチングするオンラインのサービスを指す事が殆どのケースです。
2.モデルマッチングサービスの優れている点は?
オンライン上で引き当てから決済まで行う事のできるモデルマッチングサービスの利点としては、
- 一定量のモデルを即座にチェックする事ができる事
- 仕事の引き当て作業をシステムで行っているので、中間手数料が少なく済む事
- スケジュール等もシステム化されているので、直近のスケジュールでもモデルを手配する事が出来る事
- 大量のモデル候補者をホールドしている事が多いため、多くのモデルを一度に手配する事が出来る事
といったところでしょうか。情報社会の中で、たくさんのモデルを一気に見られること、そしてそのモデルが手配できるのか出来ないのかが明確にわかることが最大のメリットとなるわけですが、一方で自らモデルを選定し手配しなければならないという能動的なスタンスになることは予想がつきます。トータルで考えた時にマッチングサービスを使うことが良きコストパフォーマンスにつながるかは、ケースバイケースかもしれません。
3.モデルマッチングサービスに親和性の高いお仕事は?
では、どんなお仕事がマッチングサービスと親和性が高いかというと…
- 低予算でのプロジェクト
- メインビジュアルの引き当てのみならず、多くのキャストを必要とするシーンの撮影
- 多くのモデルを必要とするイベントや美を兼ね備えるクオリティを求められるアテンド案件
- ストックフォトでは賄いきれない、自社商品との絡みを必要する広告案件
このような条件下でのお仕事(もちろん他条件が重なるので一概には言えませんが)は、比較的親和性が高いように思われます。最近、よく見るモデルのマッチングサービスは副業や個人事業にてモデルをしている方を対象にしているケースが多くあります。一部事務所にきっちりとマネジメント(契約代行、バックグランドチェック等々)を委託する本業をモデルにした方を含めた混在型のサービスもありますが、利用するには、お持ちになられた案件と手配するモデルやその肖像に関する親和性やメリットデメリットを理解する事が上手に活用するポイントです。
一方、かく言う私達キャスティング会社も上記のようなモデルマッチングサービスとは、一部競合になりつつも、ビジネスの棲み分けを行い、最近では協力してのりきるようなパターンの案件も沢山経験するようになってきたことも事実です。
4. aModelcastingとマッチングサービスの違いは?それぞれを上手く活用する方法
モデル事務所とマッチングサービスとキャスティング会社を簡単にまとめると。
《 モデル事務所 》
- プロの専属モデルを保有(マネージメント契約)している。
- 直接手配をすればプロのモデルを手数料無く手配できる。(親和性の高い仕事)
- 表現者のプロとして質の高いモデルを必要をする(例:ハイファッション系の仕事)
- 手配側のリテラシが高い、またはキャスティング作業に特化できる人が存在する。
《モデルマッチングサービス》
- 所属モデルを保有している。一部事務所所属のモデルの手配も可能。
- システムが整備されているので、手配や金額が分かりやすく、早い。(親和性の高い仕事)
- コストが限定されている、または撮影納期が迫っている案件
- 大量の人間を必要とする案件
《 モデルキャスティング aModel casting 》
- 日本中のモデル事務所とリレーションを張っている為、全てのプロモデルを手配できる。
- モデルのデータを網羅しているのでミスキャストが少ない。
- システム化が必要な部分と人手で行う部分を分けているのでトータルコストに無駄がない(親和性の高い仕事)
- 多くの質の高いプロモデルを候補にしたい案件
- 肖像の管理やオーディション推進役を別途必要とする、制作に特化する必要のあるプロジェクト
- レベルの高いモデルや多種多様なモデルを正しく起用する(契約条件の正しい精査)必要のある案件
簡単にではありますが、以上が、キャスティングをするわたしたちの観点からのまとめです。
モデル事務所も、モデルマッチングサービスも、そして私達のようなモデルキャスティング事業者もモデルを使ってもらう方々が常によりスムースにモデルを起用頂きたいと常にゴールは同じです。
1つ言える事は、少しづつ立場と担う役割が異なるため、得意とするポイントや大切にするポイントが異なるといった状況があります。
5. aModel castingが提供する「肖像の管理」というサービス
私達aModelキャスティングはモデル事務所各社と比較すると独自のモデルを抱えているわけでもなく、マッチングサービス程のシステム整備はされていない所もありながら、お客様の案件に対して最適な提案と、肖像権や契約部分でまだまだ成熟しきらない業界の隙間をお客様の立場に成り代わり代行させて頂く事については、どの会社にも負けない自負があります。
肖像権の重要性に関しましては、こちらのコラムを参照ください。
◆【キャスティング知識】モデルの肖像権、パブリシティ権(肖像財産権)って何?モデル肖像権について注意しなければならない事
モデル提案の質・量、そして契約までのスピードや、その後のフォローをご評価頂き、多くのお客様から継続契約を頂く実績を重ねさせて頂きました。
どのような案件でもお問い合わせ頂く事が、aModelcasting及び、モデル業界の発展に繋がる事と信じています。モデルをご起用の際には是非とも当aModelcastingへお声がけください。